家の性能 徹底解説

2019.11.18

「断熱性能」を比較する基準と推奨レベル|UA値の解説と適正数値【断熱・気密・換気性能②】

「断熱性能って、どこまでやればいいの?」という悩みを解決していきましょう。

断熱性能の比較基準と推奨レベル

断熱性能をUA値だけで判断してはいけない

UA値とは、家全体の外部に面している面積(外皮面積)に対して、どれくらいの熱量が外に逃げているかを表した数値で、低ければ低いほど、断熱性能が高いということになります。

UA値の弱点は、断熱性能の偏りが考慮されないこと。UA値は平均値なので、例えば(ざっくりの話)、壁の断熱性能が150点で、窓の断熱性能が50点であっても、全体では100点となってしまいます。当然、窓50点はだめですよね?

なので、UA値はとても参考になりますが、UA値だけで判断しないことも必要です。

<UA値とは?>
断熱性能の基準値UA値とは?
(出典:旭ファイバーグラス

UA値以外にチェックすべき項目は、窓の断熱、屋根裏の断熱、床下の断熱、玄関ドアの断熱です。窓については、別記事で詳しく解説していますので、そちらを参照ください。

参考記事:窓の種類と失敗しない選び方|サッシ・窓ガラス・スペーサーの推奨レベル

断熱性能は地域に合わせて

大阪で北海道仕様はやりすぎだし、青森で全国共通仕様はやらなさすぎですよね。以下の省エネ基準地域区分を参考にしながら、各地域に合わせた、ちょうどいい塩梅の断熱性能を理解していきましょう。

また、断熱性能に限った話ではありませんが、マニア的なやりすぎは禁物。日本の住宅会社はなぜか、「驚くほど断熱意識が低い住宅会社」と「マニア的に断熱意識が高い住宅会社」に分かれています。

意識が低いのは当然だめですが、マニア的にやりすぎてもいけません。何事もちょうどいい塩梅を意識することが肝要です。

<省エネ地域区分>
省エネ地域区分
(出典:IBEC

【結論】ちょうどいい塩梅の『断熱性能』は?

ちょうどいい塩梅の「断熱性能」は、以下の通りです。

①UA値 ⇒ ZEH基準クリア(4~7地域なら、0.6以下)
②屋根裏の断熱 ⇒ 壁の2倍(屋根断熱推奨)
③床下の断熱 ⇒ 基礎断熱
④玄関ドア ⇒ D2/K2

※ちょうどいい塩梅の「●●」とは・・・やりすぎずやらなさすぎず。建材のレベルは、ある一定まで上がるとそれ以降は費用対効果が悪くなるので、その手前(最も費用対効果が高いところ)で止めましょう、という“ちょうどいい塩梅主義”に基づいてセレクトされた推奨レベル。

①乱立するUA値の基準

現状日本には、UA値の基準が乱立しており、どこまで目指すか?は意見が分かれています。簡単に紹介しておきましょう。(基準値はエリアによって異なり、以下では6地域の数値で紹介しています)

・省エネ基準
2020年に完全義務化になる予定だった(?)基準で、断熱基準は「UA値0.87以下」となっています。省エネ基準とは言っていますが、さほど厳しい基準ではなく、この基準をクリアしたところで、さほど省エネな家にはならないということは覚えておいてください。

ZEH(ゼッチ)基準
補助金制度があるので、名前は聞いたことがあるかと思います。太陽光発電をつけて、発電エネルギー=消費エネルギーを目指そうとする基準。ZEHで満たすべき項目はたくさんありますが、そのうちの一つである断熱性能の基準が「UA値0.6以下」です。省エネ基準より、厳しい基準になっていますね。

余談ですが、ZEH「基準」を満たすことは良いことだと思いますが、ZEH「認定」を取ることは、おすすめしていません。様々な申請や費用が必要で、入居後の手間もあるためです。補助金も下がりましたしね。

・HEAT20 (G1・G2)
これは多少マニアックな方々の基準というイメージです。HEAT20とは、住宅会社や建材メーカーなどが作る「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略です。断熱性能の基準は、G1基準で「UA値0.56以下」、G2基準で「UA値で0.46以下」です。

<断熱性能(UA値)基準一覧>
UA値の基準一覧(省エネ基準、ZEH基準、HEAT20基準)

<省エネ地域区分>
省エネ地域区分
(出典:IBEC

断熱性能は「ZEH基準クリア」を推奨する理由

ちょうどいい塩梅の「UA値」は、ZEH基準クリアです。

「結局、UA値はどこまで必要なのか?」の答えですが、100%正しい答えはなく、費用対効果で考えていくしかありません。ざっと検証していきましょう。

まず、省エネ基準(0.87以下)は、クリアして当たり前。ここをクリアできていない住宅会社に、家の性能を語る資格はありません。と言いつつ、今なお多くの住宅会社が、全然厳しくない省エネ基準すら満たさない低断熱住宅を量産しています。日本の住宅業界の悪しき現状です。

では、HEAT20基準までやったほうがいいのか?となりますが、HEAT20基準を目指すと、結構お金がかかります

長い目で見たら省エネになるのでいいよね?という意見もありますが、それなりに初期コストも上がっていくため、“家は食べ物と同じ主義”で考えるならば、そこまでやるのは必須ではありません。

※“家は食べ物と同じ主義”とは・・・家は食べ物と同じで、健康の土台になるため、質を担保することは大切。でも、家は食べ物と同じで、消費されて資産として残るものではない(価値はゼロになる)ため、極力お金をかけるべきではない。「質を担保しつつ、コストはとことん下げるべき」という、家づくりの考え方。

<HEAT20基準の事例(UA値0.2/C値0.3はすごいけど、結構お金かかってない!?)
少しやりすぎの高気密高断熱住宅
(出典:HEAT20 ※一部加工)

省エネ基準はやらなさすぎで、HEAT20基準はやりすぎと考え、その間の「ZEH基準」クリアを、ちょうどいい塩梅の断熱性能とします。

ZEH基準(UA値0.6程度)であれば、さほど費用をかけなくても、容易に到達可能ですが、省エネ基準(UA値0.87程度)の家に比べると、各段に住み心地が良くなります。

さほどお金をかけずにできる範囲内ぎりぎりで、住み心地が最も良くなるゾーンを狙っていくことが、“ちょうどいい塩梅主義”の考え方です。

※ちょうどいい塩梅主義とは・・・やりすぎずやらなさすぎず。建材のレベルは、ある一定まで上がるとそれ以降は費用対効果が悪くなるので、その手前(最も費用対効果が高いところ)で止めましょう、という考え。ある程度高いレベルを維持しつつ、やりすぎないことで費用を極力抑える、究極の最適バランス主義。

「でもやっぱり、HEAT20基準をクリアすべきでは?」に対して

前にも述べましたが、HEAT20基準を目指すことは、決して悪いことではありません。さらに断熱性能があがるということですからね。

ただし、断熱性能ばかりこだわるあまり、窓・気密・換気システムをないがしろにしては意味がありません。他要素のちょうどいい塩梅の「●●」をすべてクリアした上で、予算が余れば、さらに上を目指してください。

住宅業界には、断熱マニア、換気マニア、間取りマニア、地震マニアと言う具合に、特定の分野にだけ詳しい人が多いので、すごく偏った家が建ってしまっているのが現状です。

断熱だけこだわって、家全体のバランスが悪くなってしまったイメージ

『で、結局、断熱材は何がいいんですか?』に対して

断熱と聞くと、断熱材はの種類は何がいいの?という疑問をお持ちの方もいるかと思います。結論から言うと、断熱のことだけを考えると、「断熱材は何でも良い」というのが結論です。

良い断熱材は薄くてOK、悪い断熱材は厚くしないとだめ、ただそれだけです。最終的にUA値が適正であれば、断熱材の種類はさほど重要ではありません。

ただし、断熱性能以外の要素もありますよね。コスト、防音性、防蟻性、施工性など、様々な要素がありますからね。いずれの断熱材を選ぶ場合も、「ZEH基準クリア」は満たすようにしてください。

また、地域に合わせた断熱仕様にすることを心がけましょう。で、やりすぎは禁物です。ZEH基準は、地域によって基準値が変わりますので、それぞれの地域に合った基準をクリアすることを目標としてください。

<断熱性能(UA値)基準一覧>
UA値の基準一覧(省エネ基準、ZEH基準、HEAT20基準)

<省エネ地域区分>
省エネ地域区分
(出典:IBEC
 

『UA値って、いつ・どうやって聞けばいいの?』に対して

もちろん、タイミングは契約前です。見積書の項目に「UA値●●以下」と入れておく必要があります。契約後に、「UA値●●以下」という条件を加えると、追加費用が発生します。

次に聞き方ですが、まず「UA値はだいたいどれくらいですか?」と聞きましょう。営業マンが「平均0.6くらいですかね~」と答えてくれると思います。ここで答えられない会社はアウト。この質問で、断熱性能の目安を知ることができます。

<UA値の目安は、カタログやHPにも記載>
注文住宅会社のUA値の目安
(出典:サンヨーホームズ ※一部加工)

続いて、「私の家のUA値を、0.6以下にしてもらうことはできますか?」と聞きましょう。UA値は、間取りや窓の数・種類によって変わるので、カタログ値ではなく、「私の家」のUA値が大切です。契約前の見積書に「UA値●●以下の保証」を入れてもらうようにしましょう。

UA値の計算に関しては、外部機関(性能評価証明、ベルス評価等)に依頼すると費用がかかるので、住宅会社内で計算してもらえばそれでOKです。なるべくコストは抑えつつ、性能を上げていきましょう。

②屋根裏の断熱を「壁の2倍」にすべき理由(夏の暑さ対策)

ちょうどいい塩梅の「屋根裏の断熱」は、壁の2倍です。

断熱と言えば、壁の断熱のイメージが強いかと思いますが、夏の暑さ対策を考えるならば、壁よりも屋根裏の断熱が大切です。太陽は上にいますからね。1階よりも2階が暑いという経験はありませんか?

屋根裏の断熱には、天井断熱と屋根断熱の二種類があります。天井断熱は施工はしやすいですが、屋根裏の温度が上がりやすくなります。屋根断熱は、屋根裏の温度を下げることができますが、施工が少し難しいです。

確実にどちらが良い!とまでは言えませんが、正確に施工して、気密測定を行ってもらえるのであれば、屋根断熱に軍配が上がるかなと思います。

<屋根断熱と天井断熱>
屋根断熱と天井断熱
(出典:滋賀・屋根Q&A

で、大切なのは断熱の厚みです。屋根裏は壁よりも太陽の影響をもろに受けるので、強力にしておかなくてはいけません。断熱の厚みは、厚ければ厚い方いいのですが、コストと施工の問題もありますので、最低でも「壁の2倍」は確保しましょう。

もちろん「3倍以上」にしてもらってもいいですが、そこまでコストをかけるなら、屋根裏換気や屋根裏エアコンを導入するのもありです。屋根裏が冷えると、輻射熱効果により2階居室がひんやりと過ごしやすくなります。エアコンによる冷えすぎも防げます。

※現在私の家で、屋根裏エアコンの効果検証実験を実施中。また改めて紹介します。屋根裏エアコンは、逆転結露などのリスクもあるので、すぐに進めたいという人は、詳しい専門家と一緒に計画してください。

夏の暑さは屋根からの影響が大きい

『ガルバニウム鋼板の屋根は、断熱性能が低い?』に対して

その通りです。ガルバニウム鋼板などの金属屋根は、瓦屋根に比べて断熱性能が低いとされています。それなら瓦屋根にすればいいのか?というと、そうでもありません。何事も一長一短。

瓦屋根のデメリットは耐震性の低さとコストの高さです。詳細は関連記事を見ていただくとして、総合的に見てガルバニウム鋼板を選択することが多いため、屋根裏断熱が一層大切になってくるということです。

念のため言っておきますが、瓦屋根にしたら2階が涼しいわけでもありません。屋根裏断熱を怠ると2階は暑いので、屋根材が何であろうとも、屋根裏断熱はしっかり行うようにしてくださいね。

関連記事:屋根・バルコニーのメンテナンス費用を安くするコツ|屋根材・屋根下葺き材・バルコニーの選び方

<ウレタン吹付による屋根裏断熱(屋根断熱)>
夏暑さ対策の屋根裏断熱
(出典:日本パフテム

『屋根断熱は、施工ミスが起きやすいと聞きましたが?』に対して

確かに屋根断熱は、天井断熱に比べると、施工ミスが起きやすい断熱方法ですが、気密測定を行えば大丈夫でしょう。気密測定は、家の隙間量を測定するもので、屋根断熱の施工ミスがあれば、すぐに数値が跳ね上がります。気密測定の詳細については、別記事で紹介しますね。

関連記事:気密性能を比較する基準と推奨レベル|C値の解説と適正数値

<施工ミスをチェックできる気密測定の様子>
正確な施工を担保する気密測定の様子

③床下の断熱を「基礎断熱」にすべき理由(冬の底冷え対策)

ちょうどいい塩梅の「床下の断熱」は、基礎断熱です。

次に、冬の底冷えに直結する床下の断熱を考えていきましょう。床下の断熱選びに失敗すると、床暖房や電気カーペットに頼らざるを得なくなります。

床下の断熱は、床断熱と基礎断熱の2種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。

床断熱は施工がしやすく、床下のシロアリ被害に気づきやすいというメリットがありますが、床下に冷たい空気が流れるので底冷えしやすくなります。

基礎断熱は、床下に室内と同じ暖かい空気が流れるので、底冷えしにくいメリットがありますが、床下のシロアリ被害に気づきにくいというデメリットがあります。

<基礎断熱と床断熱>

基礎断熱と床下断熱の違い
(出典:有限会社喜々津ホーム

各メリットデメリットを考えた上での最適な答えは、「シロアリ対策を適切に行った上で、基礎断熱」です。床断熱は、底冷えしやすいので、その時点でアウト。安易に床暖房を奨める住宅会社もありますが、まずは「床暖房がなくても寒くない家」を目指すべきです。

『でも、基礎断熱はシロアリに弱いんですよね?』に対して

弱いというか、気づきにくいというのが正確ですね。基礎の内側に断熱材を敷くので、基礎と断熱材の間をシロアリに侵食された場合に見つけにくいのです。

で、どうするのか?ですが、シロアリ対策の基本通りです。シロアリの侵入路は、ほとんどが基礎下の地中からなので、その侵入路を封鎖することです。薬剤による防蟻処理は、効果が不安定で、定期的な薬剤再施工も必要になるため、推奨していません。

床断熱だろうが、基礎断熱だろうが、シロアリ対策の基本は同じです。

参考記事:新築時の正しいシロアリ対策|防蟻剤だけではシロアリ被害を防げない

<基礎下からの侵入路封鎖がシロアリ対策の基本>
シロアリ対策は基礎下からの侵入路封鎖が基本
(出典:九州テクノ工販

『床断熱の方が、床下をちゃんと換気できると聞きましたが?』に対して

これは誤りです。床断熱でも基礎断熱でも、床下換気対策を適切に取らなければ、床下の空気はよどみ、湿気・カビの温床となります。湿気・カビができると、木が腐り、シロアリが寄ってきます。シロアリは、腐朽菌の臭いに引き寄せられます。

床断熱の場合は、自然通気による換気になるので、外部に風が吹いていなければ、床下の空気はよどみます。家が近接する住宅地だと、床下環境が悪化すると言われていますね。なので、床下換気ファンを導入することをおススメします。

基礎断熱の場合は、床下から室内に空気を循環させる換気が必要なので、床下を含めた家全体の換気計画を立てるようにしてください。(まともな住宅会社なら言われなくてもやってくれます)

<床断熱の場合の床下換気対策例>
床断熱の場合の床下換気対策

(出典:大心産業

④玄関ドアの断熱性能を「D2/K2」にすべき理由

ちょうどいい塩梅の「玄関ドアの断熱性能」は、D2/K2です。

窓が大切!という話は以前しましたが、玄関も同じです。玄関も、多くの熱が出入りする部分なので、窓同様に一定以上の断熱性能が求められるのですが、意外と盲点だったりします。

窓の断熱性能は気にするけど、玄関ドアの断熱性能は気にしない・・・とならないようにしましょう。

玄関ドアの断熱性能は、各メーカーごとに表現が変わりますが、玄関ドアのほとんどが、YKK AP製とLIXIL製なので、この2社の表現で解説していきます。以下、仕様と熱貫流率の表をご覧ください。熱貫流率は、小さければ小さいほど断熱性能が高いことを表します。

<玄関ドアの断熱性能グレード>

玄関ドアの断熱性能一覧と熱貫流率

リビングにつける大きな窓(テラス戸)の熱貫流率が2.0くらいなので、同等の断熱性能は欲しいところ。となると、D50/K1.5になるのですが、このグレードはほとんど売れてないので、かなりお値段が高いのがネック。

一方、値段だけのことを考えると、D3/K3が当然安いのですが、D3/K3の熱貫流率はアルミサッシと同じレベルです。窓は、オール樹脂にしたのに、玄関ドアがアルミサッシレベルで結露びしょびしょ・・・だと意味ないですよね。(※参考値:YKK AP「フレミングJ」引違い窓の熱貫流率=3.49程度)

玄関ドアの断熱性能が低いと結露する

となると、やりすぎずやらなさすぎずの“ちょうどいい塩梅主義”で考えると、おのずと「D2/K2」が最適解となります。予算に余裕があれば、「D50/K1.5」を検討してみてください。

※“ちょうどいい塩梅主義”とは・・・やりすぎずやらなさすぎず。建材のレベルは、ある一定まで上がるとそれ以降は費用対効果が悪くなるので、その手前(最も費用対効果が高いところ)で止めましょう、という考え。ある程度高いレベルを維持しつつ、やりすぎないことで費用を極力抑える、究極の最適バランス主義。

『D2/K2仕様は、寒冷地仕様とあるのですが?』に対して

D3/K3仕様やD4/K4仕様を販売するための表現ではないかと推察します。もし仮に、D2/K2を一般仕様にしてしまうと、D3/K3仕様やD4/K4仕様が、一般仕様以下の劣悪仕様となってしまいます。

そうならないために、D2/K2仕様を寒冷地仕様としているのではないでしょうか。(あくまで推察です)

すでに解説した通り、断熱性能を表す熱貫流率で見ると、D2/K2仕様は、寒冷地ではないエリア(省エネ区分4~7地域)でも、必要な断熱性能です。D3/K3仕様やD4/K4仕様を選択してしまうと、寒冷地ではないエリアであっても、冬場には玄関ドアの結露発生が予想されます。

<ドア断熱D2仕様は寒冷地におすすめと記載されているが・・・>
玄関ドアの断熱性能一覧
(出典:YKK AP

まとめ

ちょうどいい塩梅の「断熱性能」は、以下の通りです。

①UA値 ⇒ ZEH基準クリア(4~7地域なら、0.6以下)
②屋根裏の断熱 ⇒ 壁の2倍(屋根断熱推奨)
③床下の断熱 ⇒ 基礎断熱
④玄関ドア ⇒ D2/K2

※ちょうどいい塩梅の「●●」とは・・・やりすぎずやらなさすぎず。建材のレベルは、ある一定まで上がるとそれ以降は費用対効果が悪くなるので、その手前(最も費用対効果が高いところ)で止めましょう、という“ちょうどいい塩梅主義”に基づいてセレクトされた推奨レベル。


【文責:瀬山彰】

プロデューサー紹介

master

日本の家づくり 強化ディレクター

瀬山 彰

筑波大学理工学群数学専攻卒(数理統計学士号)。硬式野球部に所属し、首都大学野球リーグの線形回帰分析を行う。中学高校の数学教員免許を取得。

筑波大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードを確立することを目標に掲げる。

2015年、「家づくり せやま学校」を開校。“日本の施主を強くする”を合言葉に、施主の知識向上を目的とした講演活動をスタートさせた。「展示場では絶対教えてくれない話が聞けた!」「こんな楽しい授業は初めて!」など、口コミでせやま学校の評判が広がり、各メディアからも注目が集まっている。

関西を中心に年間100件以上の講演をこなしながら、雑誌コラムの連載やFMラジオ局「FMOH!」にて冠番組のDJを務めるなど、活躍の場を広げている。

中学高校数学教員免許、宅地建物取引士、2級FP技能士。3人娘(双子4歳、2歳)。広島県出身、広島カープファン。

【メディア出演】
◾️FMOH!85.1 毎週火曜19:00〜
「瀬山彰 NEXT STANDARD LIFE」
◾️子育て情報誌 「まみたん」対談連載
「THE PROFESSIONAL」

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