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家づくりの基礎知識

2019.11.05

住宅会社の「標準仕様」を見極める方法|標準仕様チェック表を使えば超簡単!【住宅会社を比較検討する方法④】

標準仕様を比較する方法は超簡単。標準仕様チェック表に沿って、仕様をチェックするだけです。

【記事内で使うツール】
標準仕様チェック表
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住宅会社の「標準仕様」を見極める方法|標準仕様チェック表を使えば超簡単!

標準仕様をごまかす住宅会社が多すぎる

標準仕様とは、見積に含まれている仕様のことですが、これをごまかす住宅会社が多すぎます。

契約をとるために、なるべく安い見積にしたい気持ちは分かりますが、網戸なし、食器棚なし、照明なし、カーテンなし、浴乾なし、食洗器なし…って、逆に何が入ってるんですか?と聞きたくなるレベルの会社も結構あります。

と、文句言ってても仕方ないので、自己防衛しかありません。施主自身でしっかりチェックできる知識を身に付けましょう。知識といっても、ツールを使うだけなので、全然難しくありません。ご安心を。

標準仕様をごまかす(正確に伝えない)営業マンが多すぎる

【結論】住宅会社の「標準仕様」を見極める方法

住宅会社の標準仕様を見極める方法は、「標準仕様チェック表」を使うだけです。

<標準仕様チェック項目一覧>
①住宅設備の標準仕様
②照明・カーテン・収納・コンセントの標準仕様
③外観・内観デザインの標準仕様
④保証工事アフターの標準仕様
⑤付帯工事の標準仕様

詳細については、第4章 「標準仕様・見積書チェック」について|記事まとめをご覧ください。

 

①住宅設備の標準仕様

住宅設備は、契約後の追加費用が跳ね上がりやすい項目です。必ず、契約前に確認を。

住宅設備(キッチン・ユニットバス等)の標準仕様チェック一覧

キッチンやユニットバスは、住宅会社ごとに推奨メーカーが決まっていて、それ以外のメーカーを選ぶと割高になります。なので、早めに推奨メーカーを確認し、希望通りのキッチンやユニットバスが標準仕様なのか?を確認するようにしましょう。

また、意外と忘れやすいのが、トイレの自動開閉・洗浄機能。完成して初めて、「レバー洗浄タイプだった…」と知り、ショックを受けた人もいます。もれなく、確認するようにしてください。

②照明・カーテン・収納・コンセントの標準仕様

照明・カーテン・収納・コンセントは、単価は低いけど「チリつも系」の項目です。

照明・カーテン・収納・コンセントの標準仕様チェック一覧

照明・カーテンは、オプション扱いの住宅会社が多いので、注意しましょう。契約前に交渉すれば、サービスでいれておきます!なんていう会社も多いようですし。そんなんなら、最初から入れとけよ!と言いたくなりますけど、まーいいでしょう。

また、意外と費用が跳ね上がるのが、収納関係です。収納内の棚板やハンガーパイプの選択肢は必ず確認しておきましょう。特に、ウォークインクローゼットは、自由に選ぶと10万円以上の追加オプション費用がかかる場合があります。

 

③外観・内観デザインの標準仕様

デザインの標準仕様まで契約前にチェックする施主が少ないため、選択肢をかなり少なく設定している会社もあります。

外観・内観デザインの標準仕様チェック一覧

外観で追加費用が高額になりやすいのは、外壁材。外壁材の施工面積が多いですからね。外壁材のメーカー、厚み、デザインの選択肢などを確認するようにしましょう。

内観で追加費用が高額になりやすいのは、床材。こだわり出すときりがないのが床材なので、オプションにするにしても、できるだけ住宅会社の推奨メーカーから選択するようにしましょう。

④保証・工事・アフターの標準仕様

ほとんどの住宅会社の30年保証や60年保証は、10年ごとの有償メンテナンスが条件なので、あてになりません。あてになるのは、建材メーカーの保証年数です。

保証・工事・アフターの標準仕様チェック一覧

建材メーカーの保証年数は、製品寿命に比例しますので、将来のメンテナンス費用を抑えるためのチェックポイントです。外壁、外壁シーリング、屋根材、バルコニーの保証年数あたりは、必ず確認するようにしましょう。

また、完成保証への加入は必須。建築中に住宅会社が倒産すると、工事は止まり、お金も返ってこないという最悪の状態になりますので、それを回避する完成保証は、加入必須です。

アフターは当然のことながら、工事中の報告も大切です。工事中の方向が全くない住宅会社は、施工ミスを起こしやすく、後々トラブルになる可能性が高いです。一日一枚でもいいので、必ず現場報告を義務付けることを推奨します。

⑤付帯工事の標準仕様

付帯工事をごまかす住宅会社も結構ありますので、しっかりチェックしましょう。

付帯工事の標準仕様チェック一覧

そもそも付帯工事とは?という話ですが、明確な定義はありません。家の価格=本体工事+付帯工事で計算され、一般的に付帯工事は、家以外の工事(足場工事、宅内水道工事、土砂処分費用など)を指します。

悪い住宅会社は、本体工事を安く見せるために、本体工事に入れるべき項目を付帯工事に入れるという手法を良く使います。それに惑わされないためには、本体工事+付帯工事の合計で金額を見る癖をつけること。全部でいくらやねん!を見ろということです。

で、付帯工事の内容も見積に入れる会社と入れない会社があります。土砂処分費、地盤調査費、基本測量費あたりを、追加費用にしている住宅会社を時々見かけますが、必ず必要な費用なので、見積に入れてもらいましょう。ま、そんな会社やめとけって感じですけどね。

「こんなに細かくチェックしたら、怪しまれませんか?」に対して

あ、間違いなく怪しまれると思います。同業者かな?という感じで。

その時は、「グッシンというメディアで勉強してるんです」と言っていいですよ。瀬山の名前を出しても、構いません。住宅会社がグッシンの記事を見て、良い方向に対策とってくれれば、業界全体にとっては良いことですからね。

また、標準仕様に関するよくある質問集は、以下記事にまとめていますので、参考にしてください。

関連記事:「標準仕様・見積書チェック」に関する よくある質問&回答集|正しい相見積の方法など

まとめ

住宅会社の標準仕様を見極める方法は、「標準仕様チェック表」を使うだけです。

<標準仕様チェック項目一覧>
①住宅設備の標準仕様
②照明・カーテン・収納・コンセントの標準仕様
③外観・内観デザインの標準仕様
④保証工事アフターの標準仕様
⑤付帯工事の標準仕様

詳細については、第4章 「標準仕様・見積書チェック」について|記事まとめをご覧ください。

プロデューサー紹介

master

日本の家づくり 強化ディレクター

瀬山 彰

筑波大学理工学群数学専攻卒(数理統計学士号)。硬式野球部に所属し、首都大学野球リーグの線形回帰分析を行う。中学高校の数学教員免許を取得。

筑波大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードを確立することを目標に掲げる。

2015年、「家づくり せやま学校」を開校。“日本の施主を強くする”を合言葉に、施主の知識向上を目的とした講演活動をスタートさせた。「展示場では絶対教えてくれない話が聞けた!」「こんな楽しい授業は初めて!」など、口コミでせやま学校の評判が広がり、各メディアからも注目が集まっている。

関西を中心に年間100件以上の講演をこなしながら、雑誌コラムの連載やFMラジオ局「FMOH!」にて冠番組のDJを務めるなど、活躍の場を広げている。

中学高校数学教員免許、宅地建物取引士、2級FP技能士。3人娘(双子4歳、2歳)。広島県出身、広島カープファン。

【メディア出演】
◾️FMOH!85.1 毎週火曜19:00〜
「瀬山彰 NEXT STANDARD LIFE」
◾️子育て情報誌 「まみたん」対談連載
「THE PROFESSIONAL」

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